気象庁は6日、関東甲信地方が梅雨明けしたとみられる、と発表しました。

梅雨明けは平年の21日より、15日早い。
昨年と比べても19日早い。

6日は正午の時点で、最高気温が東京都心やさいたま市で33度以上となるなど、
各地で真夏日(30度以上)になりました。
これから連日、30度以上の猛暑が続くのでしょう。

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さて、こんな季節でも「着物」です。
全く、ご苦労さんです。

お店にいらっしゃるお客様も、「夏は着物着ないわ」って方が多い。
 
暦の上では、5月5日頃の立夏から、
立夏、小満、芒種、夏至、小暑、大暑、そこまでが「夏」。
8月7日頃の立秋から、11月7日頃の立冬の前、霜降りまでが「秋」。


6月21日頃の夏至から、9月7日頃の白露の前、つまり処暑までが夏着物の本番です。

皆さん、裏地のある袷の着物から、裏地のない単衣の着物、盛夏の着物への移り変わりが
わかりにくく面倒なので、夏は着物を着ることがおっくうになるようです。

ざっくり言ってしまうと、現在では
5月下旬頃から単衣を着ます。
6月2週目頃から夏帯でいいでしょう。
帯が夏物になったら半襟、帯揚げ、帯締め等の小物も全て夏物にします。
6月21日頃の夏至を過ぎたら、絽を着ます。
7月になったら、紗の着物も着ます。
おおよそ、夏着物から単衣への切り替えは9月7日頃
つまり処暑から白露への切り替わりに合わせて単衣着物になります。
帯も単衣帯に切り替えます。

半襟や帯揚げの絽縮緬は絽とは違って、真夏には使いません。
むしろ単衣の終わり頃から7月頭まで、8月終わり頃から9月中旬過ぎまで、
単衣着物の時に付けたほうがいいでしょう。


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着付け学院、着付け教室などでは、
5月いっぱいは袷の着物、6月1日から単衣、7月1日から夏もの
9月1日から単衣、10月1日から袷、と
教える所も多いようですが、
それは全く現代の気候や気温の実感とはあっていないので、
無理があります。

9月1日に8月31日と変わらぬ猛暑日の中、
塩瀬の半襟、単衣着物に単衣帯をしないと白い目で見られる、
と聞いたことがありますが、大汗をかいて単衣を着るのもおかしいですよね。


昔の暦通りに着たほうが、よっぽど理にかなっているのです。

着物は季節の先取りを良しとする、という文化なのですが、
人間暑さには勝てません。


着物であれ、洋服であれ、
着るものは人様の目を楽しませる為にもあるのですから、
人様から見て、涼しげで、清涼感のある着こなしをしたいものです。


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